후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
そこで、川村は心を残して大阪に出発し、一月ばかりというもの、手紙の外には彼の消息を断った訳であるが、彼の留守中わしの復讐計画は、一人ぼっちになった姦婦瑠璃子に対して、着々と進められて行った。
わしは毎日の様に彼女を訪ねた。瑠璃子の方でも、わしのホテルを訪ねて来た。外見では親子程も年の違うこの二人の男女は、段々親しみを増して行った。
ある日のこと、わしのホテルの私室のソファに並んで、瑠璃子と話していた時、わしは何気なく川村のことを云い出した。
「川村君から、伯父さんの寿命も、もう長くはないと云って来ましたよ。あの人も一躍お金持になる訳ですね」
すると、瑠璃子は眉をしかめて、
「マア、いやでございますわねえ、そんな不人情なことを」
と如何にも人情家らしいことを云う。
「併し、それがあなたとの婚資になるのではありませんか。川村君も大変喜んでいましたよ」
「マア」
瑠璃子はさも意外だと云わぬばかりに、あきれて見せて、
「婚資でございますって? 川村さんがそんなこと申しましたの? いやですわ、あたし」
と、キッパリ否定する。
「エッ、それじゃ、あなたは同意なすった訳ではないのですか」