후리가나로 읽는 일본 고전
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はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
「ハハハハハハハハ、イヤ、皆さん、飛んだお騒がせをして実に申訳もありません」
わしは、少しも取乱さず、朗かに笑いながら云った。
「川村君は何か感違いをなすっている様です。でなければ今晩の歓迎会の主催者であるわたくしに対して、こんな乱暴をなさる筈はない。川村君、どうしたのです。君のやり方は好意を仇で報いるというものですよ。それとも何か、僕に不満でもあるのですか。それなれば、のち程ゆっくり聞こうじゃありませんか。何もこの席であばれる事はありません」
だが、川村はやっぱり石の様に突立ったまま、それに答えようともしなかった。異様な沈黙の中に、再び奇妙な睨み合いとなった。が、暫くすると、彼は突然クルッとうしろ向きになって、椅子をガタガタ云わせながら、恐ろしい勢でドアの方へ歩いて行った。一言の挨拶もせず、歓迎宴の席を立去ろうとするのだ。
「川村君、用事があったら、Y温泉の別宅へ来てくれ給え、僕は今夜はあすこへ泊ることになっている」
わしは立去る川村の背中へ、声をかけた。
川村は、確にそれを聞取ったが、振向こうともせず、唖の様にだんまりで、ドアの外へ消えてしまった。