후리가나로 읽는 일본 고전
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はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
それ位の事が分らぬ俺だと思うか。
オイ、山田、貴様さぞ満足だろうな。政府の奴からは褒美を貰うし、俺の女房は天下晴て口説けるし。……だがな、オイ、俺の女房が貴様みたいな人非人になびくと思っているのか。女房のルイズは目色毛色の変った他国の娘だが、貴様みたいな人非人ではないぞ。サア、なびくかなびかぬか、これからルイズの所へ行って見るがいい。あれは定めし美しく化粧をして貴様の来るのを待っているだろう。身体中紅に染って、胸には美しい短剣を突き立てて、貞女の死顔を貴様に見せ度いと云っていたぜ。これがあいつのことづけだ」
「ア、貴様、それじゃルイズさんを殺したんだな」
山田は思わず唸った。
「なんの俺が殺すものか。あいつは俺と別れた上に、貴様なんかに手ごめになる位なら、死んでしまう方がましだと云って、俺の目の前で自害をしたのだ。海賊の女房だって操というものは心得ているのだ。サア、早く行って見るがいい」
それを聞くと、山田は真青になって、その場に居たたまらずコソコソとどこかへ立去った。
わしはこの有様を見て、実に何とも云えぬ感慨にうたれた。山田の振舞は、日本人の面汚しで甚だ不愉快だったが、朱凌谿の態度は、賊ながら流石に立派なものだ。