후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
えいきょ
盈虚
中島 敦의 盈虚(えいきょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,655자 · 16화면
晋では当時范氏中行氏の乱で手を焼いていた。斉・衛の諸国が叛乱者の尻押をするので、容易に埒があかないのである。
晋に入った衛の太子は、此の国の大黒柱たる趙簡子の許に身を寄せた。趙氏が頗る厚遇したのは、此の太子を擁立することによって、反晋派たる現在の衛侯に楯突こうとしたに外ならぬ。
厚遇とはいっても、故国にいた頃の身分とは違う。平野の打続く衛の風景とは凡そ事変った・山勝ちの絳の都に、侘しい三年の月日を送った後、太子は遥かに父衛侯の訃を聞いた。噂によれば、太子のいない衛国では、已むを得ずの子・輒を立てて、位に即かせたという。国を出奔する時後に残して来た男の児である。当然自分の異母弟の一人が選ばれるものと考えていたは、一寸妙な気がした。あの子供が衛侯だと? 三年前のあどけなさを考えると、急に可笑しくなって来た。直ぐにも故国に帰って自分が衛侯となるのに、何の造作も無いように思われる。
亡命太子は趙簡子の軍に擁せられて意気揚々と黄河を渡った。愈々衛の地である。戚の地迄来ると、しかし、其処からは最早一歩も東へ進めないことが判った。太子の入国を拒む新衛侯の軍勢の邀撃に遇ったからである。