후리가나로 읽는 일본 고전
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しゃかいじひょう
社会時評
戸坂 潤
戸坂 潤의 社会時評(しゃかいじひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,408자 · 380화면
ハルハ地方の外蒙兵越境事件に就いて満州帝国が外蒙古と交渉中の処を、又々ハイラステンゴールに於ける同様な事件が惹き起こされた。外蒙代表の散※(「にんべん+布」、第3水準1-14-14)氏はソヴィエト政府と諜し合わせて、故意に事件の解決をおくらしている、という満州国側の発表である。満州帝国は日本帝国ではないから、ひとの国のことはどうでもいいようだが、併しこの頃ソヴィエト・ロシアは駐支大使をして北支事情の調査を行わせ、日本の行動を探り始めたということである。チャハルに於ける日本軍の進出を検べるらしいが、特にチャハルは大分外蒙古に近いのだろう。
併し日本軍部即ち関東軍側に云わせれば、武装した赤軍が、ソ満国境を越えて満州国領土に侵入することは、枚挙に遑のない程頻繁だというのである。第一、林陸相が内閣審議会で報告する処によると、ソ満国境には二十万の赤軍を配備して戦略的展開を行っているというのである。二十万人もいれば十人や二十人時々国境からハミ出すこともありそうなことで、この大軍に対比しては、関東軍はわずかに行軍状態とも云うべき有様だと陸相が説明しているその少数の関東軍さえが、ソヴィエト政府に云わせると矢張時々××から×××すそうだ。