일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゃちょうひしょ

社長秘書

佐々木 邦

佐々木 邦의 社長秘書(しゃちょうひしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,738자 · 14화면

아오조라 문고

彼方の上流社会では馬は食わないからね」

と社長がこんな矛盾を平気で言うのは矢張り動脈硬化の徴候である。

「日本でも食いませんよ」

と私は注意してやった。秘書だからといって、遠慮ばかりしていると存在を認められない。

「成程、然う言えば然うだな。ところで書生は『実は厩が燃え上って二頭とも焼死しました。それをジョンの奴が食べたんです』と説明した。『はゝあ、厩が焼けたのか? 粗相なことだな。何うしたんだい?』『飛び火です』『飛び火? そんな近火があったのかい?』『はあ、実は本館が焼けました』『本館が?』『はあ、全焼です』『これは驚いた』と言っても保険がついている」

「社長、それは事実談ですか?」

と塚本さんが訊いた。

「それは請け合えない。『一体何うして火事を出したんだい?』『実は真の過失で、蝋燭の火がカーテンに燃え移ったんです』『しかし家では電燈ばかりで蝋燭は使わないじゃないか?』『棺の周囲に立てゝ置いた蝋燭です』『棺? 誰が死んだ?』と頭取は青くなった。何事があっても言って寄越すなと命じて置いたが、死生が起ろうとは思わなかった。『実は奥さんのお母さんが急に亡くなりました』