후리가나로 읽는 일본 고전
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かんだかいわい
神田界隈
楠山 正雄
楠山 正雄의 神田界隈(かんだかいわい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,100자 · 10화면
た。歌舞伎や講談落語の形式化した旧演芸に対して、同じ江戸時代の旧演芸ながら、それを未熟のままに語る、この少女達のなまなましい芸に、当年の若い時代はかえって新鮮味を感じていたのであろう。
劇場も、今では、一時噂された商大跡に吉右衛門座建設の計画がうやむやになったほど、そういう雰囲気が神田から失われているが、あのころは、四銭木戸に、二銭の半札をお釣りにつけて返した、例の女芝居の三崎座、それのあった三崎町には、歌舞伎座に対立する大劇場の東京座が、芝翫、高麗蔵(歌右衛門、幸四郎)を中心におこされ、川上音二郎が、川上座を建てて、洋式劇場の走りを試みもした。それは形の上だけでも、今の木挽町の松竹系に対して、日比谷の東宝系が対立したような概があったのである。三十年代のはじめ、まだ「白袴隊」と名のる「街の大川友右衛門」めいた不良学生群が一時跳梁した、あのさびしい三崎町の原が、わずかの間でも、とにかく集中的な娯楽街として発展しようとしたのである。それが芝翫旧棲に帰り川上死して、間もなく、その計画も一空に帰し、日露戦後の新興的元気をともなって市民享楽の中心は、山をのぼって本郷台に押し上り、本郷座の新派が一時栄えて、また下町に復帰したが、二度と神田へは戻ってこなかった。