후리가나로 읽는 일본 고전
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じんじゃごうしにかんするいけん
神社合祀に関する意見
南方 熊楠
南方 熊楠의 神社合祀に関する意見(じんじゃごうしにかんするいけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,819자 · 64화면
にて知るべし。また近年まで外国人口を揃えて、日本人は一種欧米人に見得ざる謹慎優雅の風あり、といえり。封建の世に圧制され、鎖国で閑多かりしゆえにもあるべけれど、要は到る処神社古くより存立し、斎忌の制厳重にして、幼少より崇神の念を頭から足の先まで浸潤せることもっともその力多かりしなり。(このことは、明治三十年夏、ブリストル開会の英国科学奨励会人類学部発表の日、部長の演説に次いで、熊楠、「日本斎忌考」と題し、読みたり。)
神社の人民に及ぼす感化力は、これを述べんとするに言語杜絶す。いわゆる「何事のおはしますかを知らねども有難さにぞ涙こぼるる」ものなり。似而非神職の説教などに待つことにあらず。神道は宗教に違いなきも、言論理窟で人を説き伏せる教えにあらず。本居宣長などは、仁義忠孝などとおのれが行なわずに事々しく説き勧めぬが神道の特色なり、と言えり。すなわち言語で言い顕わし得ぬ冥々の裡に、わが国万古不変の国体を一時に頭の頂上より足趾の尖まで感激して忘るる能わざらしめ、皇室より下凡民に至るまで、いずれも日本国の天神地祇の御裔なりという有難さを言わず説かずに悟らしむるの道なり。