일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こうせんぜんじのことども

禅堂生活

鈴木 大拙

鈴木 大拙의 禅堂生活(こうせんぜんじのことども)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,634자 · 57화면

아오조라 문고

今の管長広田天真老師は尚お副司寮を預かっておられた。早川雪堂居士からの紹介状を貰って副司へ出たときは、達磨然たる天真師を見て、「ああ是れが禅宗坊さんだな」と思うた。それから愈※(二の字点、1-2-22)蒼龍窟を尋ねたが、如何にも堂堂としておられたので、余りよくも見上げなかったようである。わしは元来臆病小胆なたちで、ひょっとすると気後れがして駄目である。併しその時老師の言葉のうちに、「お前は北国の生れか、北国のものは辛抱が強い」とあったのを今でも忘れぬ。この一言が妙に記憶に残っておる。

口を引き締めて、ちゃんとやっておられると、怖いようであったが、如何にも無心なものだと思われることもあった。或る朝、参禅に行くと、丁度池の方へ向うた縁側へ、施餓鬼か何かに使うときの机を出して、椅子に坐り、土鍋のままのお粥を其処で上がらるるときであった。何時もと一寸調子が違うので、どこへ坐って、見解(何もないのであるが)を呈せんかと、少しまごついておると、老師は自分の向いに在る籐椅子を指して、「それ、そこへ」と指図せられた。その時の様子が如何にも無心に見えたのみならず、枯淡な生活を実見して、何とも云われぬ感想に打たれた。