후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのあったゴーリキイ
私の会ったゴーリキイ
宮本 百合子
宮本 百合子의 私の会ったゴーリキイ(わたしのあったゴーリキイ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,457자 · 11화면
この展覧会で私の心をうった一つのことは、ゴーリキイの幼年及び少年時代の写真というものが一枚もなかったことである。レーニンの三つくらいの時の愛らしい写真はソヴェト同盟の幼稚園の壁にかけられている。しかしゴーリキイは一枚も子供時代の写真をもっていない。つまり写真なんか撮ってもらわなかったそういう幼年・少年時代が伝記的な作品「幼年時代」「人々の中」「主人」「私の大学」等に描かれているのであるが、この写真のないことでも幼いゴーリキイが子供心にそれと闘いつつ成長してきた野蛮な暗い愛情のない環境が想像されるのであった。
この展覧会はロシアの若い人々の間にどの作家がもっとも多く愛読されているかという統計をかかげていた。外国の作家で一番愛読されていたのはジャック・ロンドンであったと思うが、ロシアの古典作家ではトルストイ、現代作家ではゴーリキイが最高であった。
ゴーリキイが困難な生活の間からこの人生に対してさまざまな深い印象をうけ、どうしてもそれを語りたい心持ちをおさえられなく小説をかき始めたのは、かれの二十三の歳であった。以来三十有余年の間にゴーリキイの作品は世界の人々に読まれ、また次から次へと新しく成長して文化の担い手となってくる若い人々にこの社会の発展の可能性を信ずる心と、屈辱とたたかってゆく勇気とを与えているの