후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わたしのかつどうしゃしんぼうかんし
私の活動写真傍観史
伊丹 万作
伊丹 万作의 私の活動写真傍観史(わたしのかつどうしゃしんぼうかんし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,073자 · 30화면
私は絵描きが志望であつたから東京最初の一年は鉄道省につとめたが、やがてそこをよして少年雑誌の※(「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28)絵などをかきながら絵を勉強することにした。
しかし活動はつづいて見ていた。
この時分はピナ・メニケリというイタリヤ女優のファンであつた。芸よりも顔の美しさに圧倒されたのであつた。あんな典型的な美しさと大きさを持つた女優はその後見ない。美しさもあれくらいまで行けば芝居などどうでもよくなつてくる。ただいろいろに動いて、いろいろな角度の美しさを見せてくれればこちらは彫刻を見ているような気持ちで結構たのしめるのである。
私が十九か二十歳のときに松竹が映画事業をはじめ研究生を募集した。ちようどそのころ伊藤という友だちが呉の海軍書記生をやつており、かたわらしろうと芝居に熱中していた。
ゴーリキーの「どん底」を演してナターシャの役か何かをやつたことなどを報告してきて、しきりに演劇のほうへ進みたい意向をもらしていたやさきなので、私は同じことならこれからは映画のほうが有望だと考え、松竹の試験に応募してみたらどうだとすすめてやつた。