후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのかつどうしゃしんぼうかんし
私の活動写真傍観史
伊丹 万作
伊丹 万作의 私の活動写真傍観史(わたしのかつどうしゃしんぼうかんし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,073자 · 30화면
大勢の客が徳利の動くのを見て笑い出したら一大事だと思つたが、だれももはや徳利のことなどは忘れてしまつているとみえて一人も笑うものはなかつた。
二流どころの寿座という小屋では「ジゴマ」の写真を見た。小学校の五年か六年のときである。
駒田好洋という人がこの写真を持つてきて、自分で説明をした。「すこぶる非常に」という言葉をいやになるほどたくさん使用したのを覚えているが、子供心にもこれはわるい趣味だと思つた。
それからのちに「ジゴマ」の本を読み、ポーリン探偵は我らの英雄になつた。
ポーリン探偵はその四角なひたいの上半を覆いかくすような髪のわけ方をしており、得意なときにも困つた時にも人さし指をとがつたあごに持つて行つて、いかにも思慮ぶかそうに上眼を使つて考えた。
ポーリン探偵の助手はニック・カーターである。この人はポーリン探偵より背が高く、やや柔和そうにみえた。我々はポーリン探偵の笑い顔を想像することは困難であつたが、ニック・カーターはすぐに笑つたりじようだんをいつたりしそうであつた。
新馬鹿大将というのと薄馬鹿大将というのと二様の名まえもこの小屋で覚えたが、この両名が別人であつたか、それとも同じ人であつたかいまだに疑問である。