일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたしのけいかしたがくせいじだい

私の経過した学生時代

夏目 漱石

夏目 漱石의 私の経過した学生時代(わたしのけいかしたがくせいじだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,107자 · 10화면

아오조라 문고

それで、予科三年修了者と、その頃の中学卒業生とを比べて見ると、実際は予科の方が同じ普通学でも遙に進んでいたように思われた。即ち予科の方では動物、植物、その他のものでも大抵原書でやっていた位であるが、その時の予科修了者は、中学卒業生と同程度ということに見做されることになった。だから中学卒業生は、英語専修科というに一年入ると、直ぐ予備門本科に入学することが出来たのである。規則改正の結果、つまり斯ういうことになったので、予科を経てゆく者より、中学を卒業して入った者の方が二年だけ利益をすることになる。

私などは中学を途中で廃して、二松学舎、成立学舎などに通い、それから予科に入ったのであるから、非常に迂路をしたことになる。其那事ではむしろ其儘中学を卒えて予備門へ入った方が、年数の上から云っても利益であったが、私ばかりではない、私と同じような径路をもって進んだ人が沢山あった。その人達は先ず損した方の組である。

で、私は此の予備門に居る頃も殆んど勉強はしなかった。此の当時は家から通わずに、神田猿楽町の或る下宿屋に、今の南満鉄道の副総裁をして居る、中村是公という男と一所に下宿していたものであるが、朝は学校の始業時間が定って居るので、仕方なく一定の時間には起床したが、夜睡眠の時間などは千差万別で、殆んど一定しなかった。