일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたしのどくしょへんれき

私の読書遍歴

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 私の読書遍歴(わたしのどくしょへんれき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 1,808자 · 4화면

아오조라 문고

動機はあまりはっきりしないがあの麻の装釘が、何となく学問的に見えたからであろう。今から考えてみると妙な話であるが、紀平さんの『認識論』などという、晦渋をきわめた本が、ひどく深遠に見えて、三度くらいも繰り返して熟読これ務めたものであった。

三年の終り頃になって、田辺さんの『最近の自然科学』に凝り出した。これは『認識論』とはちがって、たいへんはっきりしていた。そのかわり内容がひどく高級で、電磁的質量や相対性原理の生まれるまでの物理学の悩みが、ひどく高級な学問のように思われ出して来た。それで物理学こそ我が生涯をかけるべき学問であると、急に態度を変えることにした。それで折角犬の解剖までやったのであるが、卒業二月前くらいになって、物理学科志望ということに変更した。

ところが厄介なことには、物理の入学試験には、力学がある。それを全然やっていなかったので、慌てて独学を始めた。しかし当時は簡単な力学の教科書などはなかったので、たしかダッフの教科書だったかを、図書館から借り出して来て、大急ぎで勉強した。とにかく無茶な話であるが、それでもどうにか東大の物理学科へ入学出来たので、そのままずるずると、物理学でめしを食うことになってしまった。