후리가나로 읽는 일본 고전
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あきのつくばさん
秋の筑波山
大町 桂月
大町 桂月의 秋の筑波山(あきのつくばさん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,470자 · 9화면
この闇きに、提灯なきは危し。提灯つけて送らせんといふ。田舎にうれしきは、人の深切也。それには及ばずと断りて、なほ闇をさぐり、筑波町に達して宿りぬ。
筑波に遊ぶこと、これで三度目也。在来の書物には、筑波町より頂上まで一里卅二町とあれどこの頃新しく処々に立てられたる木標の示す所によれば、男体山まで廿一町廿三間、男体山より女体山まで八町、女体山より廿五町半、往復都合凡そ五十五町也。それを朝七時に宿を出て、十二時に戻り来りぬ。茶店の路を要するもの、男体の途に三つ、女体の途に二つ、頂上に三つ。下からわざわざ上つて来て居ります。やすんでいらつしやれと強ひられて、素通りも出来ず。一軒に五分づゝ休むとしても、都合四十分かゝる。蘭を採つたり、つくばねの実を採つたり、山毛欅茸を採つたり、路草くふことも多かりしかば、斯く五時間も長くかゝりたる也。
男体山へ上る途の名所は、小町桜と、水無川の、水源と也。小町桜のある処は、むかし日本武尊の休憩あらせられし処と称す。水無川は、百人一首にある陽成院の『筑波根の峯より落つる水無川恋ぞつもりて淵となりぬる』にて、有名なるもの也。女体の途の名所には、弁慶七戻あり、一種の石門也。