후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
何でも前から知合いだったそうで……。紅子という少女は、非常に感動しやすい、どっちかというと、我儘も強い方の女性でした。そんな人は、読心術の霊媒に使うと、非常に、うまく働くんだそうです。早く云うと、帆村君は、紅子を昏睡状態に陥し入れ、その側へ、猿轡をした鬼川を連れて来、紅子を通じて、鬼川の秘密を探らせたのです」
「そんなことが、出来るものかな」司令官は不思議そうに云った。
「帆村君に云わせると、いい霊媒を得さえすれば、わけのない事だそうです。いわば、鬼川の身体は、不逞団の秘密という臭気を持っているのです。紅子の方は、それを嗅ぎわける、鋭い鼻のようなものです。常人には、嗅いでもわからないのに、特異性をもった紅子のような霊媒を使うと、わかるんです」
「帆村君は、それで、何を発見したのじゃ」
「彼は、第一に、閣下の偽物が、司令部に頑張っていることを知りました。これは、わたくしも、既に気がついていたことだったので、成程と、信用が出来たのです」
「ほほう、君も、偽司令官を知っていたのかい」司令官は、意外な話に、驚いたのだった。
「それは閣下」湯河原中佐は、唾をグッと嚥んだ。