후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
「ですが、船長。大東京の輪廓が、すこし、明るすぎるように思いますが……」
「なアに、わしの経験によると、湿気の多い五月の天候では、地上の光が、莫迦に輝いてみえるのだよ」
大佐は、長身を折って、机上の東洋大地図の上に、静かに、眼を走らせた。その紙面には、先の世界一周のときに観測したデータが、赤インキで、詳細に、書き入れられてあった。
「航空長、大東京への、距離は?」
「西十一キロ丁度です」
舵器を執っている航空長は、答えた。
「呀ッ。船長――」観測鏡を握っている爆撃隊長が、叫び声をあげた。
「どうした。モンストン君」
「大東京が、灯火を、消したんです」
「やっと気がついたものと見える」大佐は、通信兵と銘をうった伝声管の前に立って、叫んだ。「戦闘機隊へ通報せい。襲撃陣形をとり、戦闘準備にうつれ」
アクロン号は、大胆にも、三千メートルの高度まで、下降した。アクロン号をとりまく偵察機や戦闘機は、行進隊形を解いて、それぞれ、襲撃隊形にうつった。偵察機は、ぐっと、後へ引返して、アクロン号の、両翼と、後方とを守った。戦闘機は更に一千メートルの高度をとり、見る見る、速度を早めて、アクロン号の前方に、進出して行った。