일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くうしゅうそうそうきょく

空襲葬送曲

海野 十三

海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면

아오조라 문고

まことに、哀れなアクロン号の最後だった。

船長リンドボーン大佐以下四十五名の乗組員は、敵国の首都を、完膚なきまでに爆撃した彼等の武勲を、唯一の慰めとしてアクロン号と運命を共にした。

だが、本当のことを云うなら、気の毒なことに、リンドボーン大佐以下は、大きな錯覚をしていたのだった。それは、大東京だと思って、爆弾の雨を降らせた一廓は、帝都とは似てもつかぬ草原と田畑だったのだ。それは帝都を、二十キロほど、東へ行ったところにある市川町の附近を択んで、軍部が急造した偽都市だったのであった。その市川の草原には、松戸工兵学校や、千葉鉄道聯隊や、世田ヶ谷自動車隊が、一夜のうちに急造した電灯装置ばかりの偽東京が、影も形もないほど、爆撃しつくされてあった。

偽都市が成功したその反面には、其の夜、帝都の、灯火管制が、如何に巧みに行われて敵機の眼から脱れることに成功したかを、雄弁に物語っているので、その夜の勲功の半分は軍部が担い、他の半分は、帝都市民が貰うのが至当であると面白いことを云ったのは、外ならぬ東京警備司令官、別府九州造氏であった。

戦雲暗し太平洋

わが海軍の主力、聯合艦隊は、小笠原諸島の東方、約一千キロの海上を、真北に向って進撃中であった。