일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くうしゅうそうそうきょく

空襲葬送曲

海野 十三

海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면

아오조라 문고

磯崎岬の、この可憐なる防空監視哨は、思い懸けない大手柄を樹てた。少くとも三百万の帝都人は、直ちに、避難と防毒の手配に着手することができた。所沢と立川との飛行聯隊、霞ヶ浦と追浜の海軍航空隊、それから東京愛国防空隊の二十機は、一斉に飛行場から空高く舞い上った。

白日の下の大空襲!

二千機に余る精鋭なる米国空軍の襲来!

十五万瓩の爆弾を抱えた悪魔空中艦隊!

この大空襲の報を耳にした帝都の住民の顔色は、其の場に紙の如く青褪めたであろうか。

否! 否!

先の空襲で、全市に亙る爆撃をうけたときは、覚悟していた以上の惨害を蒙ったので、一時は気が変になったほどだった。しかし、自分の懐かしい家は無くなり、美しい背広も、丹精した盆栽も、振りなれたラケットもすべて赤い焼灰に変ってしまったことがハッキリ頭に入ると、反って不思議にも胆力が据ってきた。

こうなったら、非戦闘員も、戦闘員もあるものか。男も女も無い。子供も老人もない。障害者も病人もない。銃の引金を引く力の残っている者は、銃をとって前線に出ろ! 防毒薬のバケツを下げる力のある者は、救護班に参加しろ!

――こうして、第一回の空襲によって大和魂を取戻した市民たちは、眼の寄るところへ玉の比喩で、だんだんと集り、義勇隊を組織して行った。