후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうけいほう
空襲警報
海野 十三
海野 十三의 空襲警報(くうしゅうけいほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,838자 · 92화면
さしあたり、井戸の中へ漂白粉を一キログラムほどお入れ下さい。……それから既に生水をお飲みになった方は、急いで医師の診察をうけられるか、それともすぐ梅酢をちょこに二、三杯ずつ飲んで下さい……」
コレラになっては大変だ。漬物屋へ徳利をもって梅酢を買いに走ってゆく男や女。青年団は、倉庫を開いて、漂白粉をバケツに詰めては、エッサエッサと夜の町の井戸を探しにゆく。漂白粉をなげこんだ井戸には、白墨で三角印をつけてゆく。……放送を聞いたとたんに腹が痛くなったという者もでてきたが、本当の発病は二十四時間ぐらいにでてくるものが多いから、それは気のせいであろう。
とにかく旗男が気をきかしたので、コレラ菌がまかれたことはわりあい早く直江津の町に知れわたった。ぐずぐずしていると大変なことになるところだった。
「義兄さん。あの西瓜はもう駄目ですね」
と旗男は残念そうにいった。
「ああ、西瓜! そうだ、あの騒で忘れていた。オイ西瓜を持ってこォい」
と、奥へ声をかけた。
「まあ、あなた、コレラ騒に西瓜でございますか」
露子はあきれたというような顔をして、国彦中尉の顔をみつめた。
「なァに、あの西瓜は大丈夫だよ。