일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わらわれそうなはなし

笑われそうな話

山本 周五郎

山本 周五郎의 笑われそうな話(わらわれそうなはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,110자 · 7화면

아오조라 문고

「おい、ひでえことをするな」と雄三はむっとして言った。「おれは鍋底を食おうと思えばこそ、肉は遠慮して三片しか食べなかったんだぞ、そんな君、無慈悲なことってあるかい」

私がこの話を聞いたのは、それから十余年も経ってからのことだから驚いたものだ。

話をマディラに戻そう。私はこんども友人たちに吹聴した。私は母から「念仏と食べ物は一と口ずつでも」という言葉によって、うまい物は一と口でも人といっしょに味わいたい。という習性を身に付けられたので、珍しい物があると身辺の人たちに配るか、吹聴するかしないと気が済まない。マディラはヘルメスのときよりも好評で、すなわち二人愛飲者ができた。――これだけのものを作りながら、広告をみかけないのはおくゆかしいと思うが、まだあまり量産ができないらしく、いま手持のものを大切にしないと、あとがすぐまにあわないらしい。T酒造会社から一銭も貰っているわけではないが、私はブドー酒好きの諸氏にぜひとおすすめする。

「だが」と私はいちおう疑問をいだくのである。「このうまさは自然のものだろうか、なにか人工的な操作が加えられたものではないだろうか」