후리가나로 읽는 일본 고전
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はんちゅうとしてのくうかんについて
範疇としての空間に就いて
戸坂 潤
戸坂 潤의 範疇としての空間に就いて(はんちゅうとしてのくうかんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,453자 · 89화면
吾々は寧ろこの発生をば最も広い意味に於て空間表象の構成と呼ぶのが適切であろう。併しながら空間表象のこの構成は恐らく歴史上成功を齎すことが出来なかったのが事実である。無論このように不成功に終ったということは単なる事実に過ぎない、が重大なのは、その理由は、人々が空間表象の発生を説明しようと企てながらその説明の原理をば常に空間表象そのものの内から借りて来るという循環を犯していたことにある。この事実はやがて空間表象の発生を説明することが原理的に不可能であることを想像させるであろう。云い換えれば空間表象は他のものから発生するものではなくしてそれ自身独立な根源的なものであることを思わせるであろう。空間表象のこの根源性を主張したのはシュトゥンプフ(Ueber den psychologischen Ursprung der Raumvorstellung)である*。
* この点に就いて私は已に紹介と批判との多少を試みた。『思想』五十七号。「幾何学と空間」参照。
さて茲で考えて見なければならないのは、空間表象の発生が説明され得ないものであるにも関らず何故に心理学者のかくも多くがそれを試みたのであるか、ということである。