후리가나로 읽는 일본 고전
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せいしんびょうおぼえがき
精神病覚え書
坂口 安吾의 精神病覚え書(せいしんびょうおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,027자 · 18화면
この患者も、甚しく兇暴性を現したということであった。
僕自身の場合から推して、アドルムという催眠薬は、用法に良く注意しなければならない。定量の一錠、せいぜい二錠を限度にして、それ以上は決して用いない方がよろしい。
アドルムは、何か地底へひきこむように睡眠へひきこむが、僕の場合は、一時間、長くて、一時間半で目が覚めた。又、服用する。又一時間で目覚める。又、服用する。こうして、次第に中毒してしまったのだが、何分、僕は、ムリに仕事をするために覚醒剤を多量に用いざるを得なかった。それだけ、又、ねむるためには多量の催眠薬を用いざるを得なかったことゝなり、要するに、生活が不自然でありすぎたのである。アドルム中毒は甚しい幻聴を伴い、歩行が不可能となり、極めて、不快であり、苦痛なものであるから、こういうことにならないように注意すべきだと思う。そんなことを云いながら、私は二ヶ月のうちに某雑誌社と手を切るために、五十六万円の借金を支払うため、書いて書きまくる必要にせまられており、どうも、二三ヶ月後に、又、精神病院へ逆戻りせざるを得ないのではないかという不安にも襲われている。