후리가나로 읽는 일본 고전
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ふんにょうたん
糞尿譚
火野 葦平
火野 葦平의 糞尿譚(ふんにょうたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,974자 · 99화면
同じく、市の汚物掃除費のうちに含まれている糞尿汲取請負賃と並んでいるので、従来、その金額のことが、色々な政治的な意義を含めて対照され、比較され、何かと引き合に出され、つまり、糞尿汲取請負賃に比較し、汚物搬出馬車賃が格段の多額であるということが、常に論争されて来たのである。汚物搬出の方は何等問題が起らないに反し、糞尿汲取の方は常に問題を起し、市指定の汲取人は既に何人か更迭し、長続きがせず、遂にトラックを有して居ることのために衛生舎に指定されたわけである。露骨に云えば、糞尿汲取を増額しなければ、塵芥搬出の方を減額しろということになるので、そこに相剋があったわけである。そういう意味だと、ようやく、彦太郎は皆田老人の云った言葉を理解し、いやいや、あんた、わしは人の仕事の邪魔などしませんよ、と答え、人の好い微笑を湛えて、飲みませんか、と錫かんをさした。それを受け取って、小女に注がせながら、小森さん、君は民政党に楯ついて、碌なことはないよ、と云って、馬鹿にしたような、脅迫するような、獲物を前にして舌なめずりするような、下卑た薄笑いを湛えて、じっと彦太郎を見た。