후리가나로 읽는 일본 고전
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こうぎょく
紅玉
泉 鏡花
泉 鏡花의 紅玉(こうぎょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,518자 · 23화면
紳士 餓鬼め、其奴か。
侍女 ええ。
紳士 相手は其奴じゃな。
侍女 あの、私がわけを言って、その指環を返しますように申しますと、串戯らしく、いや、これは、人間の手を放れたもの、烏の嘴から受取ったのだから返されない。もっとも、烏にならば、何時なりとも返して上げよう――とそう申して笑うんでございます。それでも、どうしても返しません。そして――確に預る、決して迂散なものでない――と云って、ちゃんと、衣兜から名刺を出してくれました。奥様は、面白いね――とおっしゃいました。それから日を極めまして、同じ暮方の頃、その男を木戸の外まで呼びましたのでございます。その間に、この、あの、烏の装束をお誂え遊ばしました。そして私がそれを着て出まして、指環を受取りますつもりなのでございましたが、なぶってやろう、とおっしゃって、奥様が御自分に烏の装束をおめし遊ばして、塀の外へ――でも、ひょっと、野原に遊んでいる小児などが怪しい姿を見て、騒いで悪いというお心付きから、四阿へお呼び入れになりました。
紳士 奴は、あの木戸から入ったな。あの、木戸から。
侍女 男が吃驚するのを御覧、と私にお囁きなさいました。