일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こうぎょく

紅玉

泉 鏡花

泉 鏡花의 紅玉(こうぎょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,518자 · 23화면

아오조라 문고

一の烏 何も知らずか。

三の烏 不便な奴等。

二の烏 (手を取合うて)おお、見える、見える。それ侍女の気で迎えてやれ。(みずから天幕の中より、燭したる蝋燭を取出だし、野中に黒く立ちて、高く手に翳す。一の烏、三の烏は、二の烏の裾に踞む。)

薄の彼方、舞台深く、天幕の奥斜めに、男女の姿立顕る。一は少紳士、一は貴夫人、容姿美しく輝くばかり。

二の烏 恋も風、無常も風、情も露、生命も露、別るるも薄、招くも薄、泣くも虫、歌うも虫、跡は野原だ、勝手になれ。(怪しき声にて呪す。一と三の烏、同時に跪いて天を拝す。風一陣、灯消ゆ。舞台一時暗黒。)

はじめ、月なし、この時薄月出づ。舞台明くなりて、貴夫人も少紳士も、三羽の烏も皆見えず。天幕あるのみ。

画工、猛然として覚む。

魘われたるごとく四辺をわし、慌しく画の包をひらく、衣兜のマッチを探り、枯草に火を点ず。

野火、炎々。絹地に三羽の烏あらわる。

凝視。

彼処に敵あるがごとく、腕を挙げて睥睨す。

画工 俺の画を見ろ。――待て、しかし、絵か、それとも実際の奴等か。

――幕――

大正二(一九一三)年七月