후리가나로 읽는 일본 고전
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さいきこうい
細木香以
森 鴎外의 細木香以(さいきこうい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,332자 · 45화면
明治四年十月十日の事である。親戚の営むべき一周忌にわざと一月遅れて、昔香以の恩蔭を被った人々が、団子坂の小倉是阿弥の家に集まって旧を話し、打連れて墓に詣でた。諸持、鶴寿、花雪、交山は死して既に久しく、書家董斎の如きは、香以と同じ年の四月に死んでいる。狩野晏川、河竹新七、其角堂永機、竺仙、紫玉、善孝等はこの群の中にいた。
此墓の落葉むかしの小判哉 永機
香以去後に凋落して行く遊仲間のさまを示さむがために、此に二三の人の歿年を列記する。為山は明治十一年、玄漁は十三年、隣春は十五年、等栽は二十三年、是真は二十四年、晏川と清満とは二十五年、永機は三十七年である。
香以の履歴は主に資料を仮名垣魯文の「再来紀文廓花街」に仰いだ。今紀文曲輪の花道と訓むのだそうである。鈴木春浦さんが小説の種にもと云って貸してくれた本を、遺忘のために手抄して置いたのである。
その他根本吐芳さんの「大通人香以」の如きも、わたくしは参照した。しかし根本氏といえども、わたくしと同じく魯文の文に拠ったことであろう。鈴木氏の筆記に係る益田香遠、久保田米仙二家の談話、弟潤三郎の蔵儲に係る竺仙事橋本素行の刊本「恩」