일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 194,628자 · 371화면

아오조라 문고

しかし貞之助も、屋根の上へ上って行って一と息つき、疲れ切った体を投げ出すと、当分は起き上る気力もなかった。で、一時間以上も仰向けに倒れたまま、だんだん日が照り出して来る青空を見上げていたが、多分四時半ぐらいと思われる頃(貞之助の腕時計も破れてしまっていた)御影町の玉置家の親戚から、女史と少年の安否を気遣って男衆を見舞いに寄越したので、それをしおに、貞之助と板倉とは妙子を労わりながら帰路に就いた。妙子はまだ体力が恢復しておらず、意識もいくらかぼんやりしているように見え、始終貞之助や板倉に靠れかかったり背負われたりしたが、住吉川の本流がすっかり涸れ上ってしまった代りに、東の方に別の住吉川が出来、それが国道の甲南女学校前あたりから田中あたり迄の間を塞いで流れ落ちているので、いずれにしてもそこを通り越すのはなかなか難渋なのであった。彼等はその川の中流まで達した時に、東の方から渡渉して来た庄吉と都合よく行き遇って、そこから一行四人になった。田中へ来ると、近い所だから僕の家で一と休みなすっていらっしゃいませんか、僕も実は自分の家がどうなっているか心配なのですと、板倉が云うので、貞之助は帰りを急いでもいたけれども、妙子がそんな風であるから、彼女を休息させるために板倉方で又一時間程くつろがして貰った。