후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 150,580자 · 287화면
と大きな声で云うてやりまんねん、そしたらきっと停めてくれはります云う女があるねんが」
「輝雄ちゃんなんか、お母ちゃんは大阪弁を使うさかいに一緒に歩くのん御免や云うてますねん」
「子供はそうかも知れんな」
「姉ちゃんは旅にでも出てる気持やろか」
と、妙子が云った。
「ふん、大阪と違うて、どんなことしても誰も何とも云うもんはあれへんし、気楽なとこもあるらしいねんわ。それに東京と云うとこは、女がめいめい個性を貴んで、流行云うもんに囚われんと、何でも自分に似合うもんを着ると云う風やさかい、そう云う点は大阪よりもええ云うてるわ」
葡萄酒のせいもあるかも知れないが、雪子はさすがによく燥いで例になくおしゃべりをした。その様子には、口に出してこそ云わないけれども、半歳ぶりに関西の土地へ戻ることが出来たうれしさ、―――蘆屋の家の応接間に、こうして幸子や妙子たちと夜を更かしていられる嬉しさを、包みきれないものがあった。貞之助は、
「もうそろそろ寝ようやないか」
と云いながらも話が弾むので、又立って行って何本目かの薪をくべた。
「そのうちに一遍、あたしも東京へ連れて行って貰おう思うてるけど、渋谷の家はえらい狭いのんやてなあ。