일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぬいこ

縫子

宮本 百合子

宮本 百合子의 縫子(ぬいこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,962자 · 20화면

아오조라 문고

うっかりお嫁にやれば私に考えがあるようにとって喧しい人が出て来ますし、養子して跡立てさせるとしたところが、養子は養子でまた難しいものですしねえ。財産でもあってのことなら何ですけれど……」

という意味であった。なみは気の平らな二度目の母親としては珍しい女であった。彼女はただあまり平らかな気持すぎて縫子のことを話すのでさえどこやら永年世話したお針子の一人のことでも話すと同じようなところがあった。

翌日、縫子は思いがけないきっかけで床を離れることになった。

四時頃登美が学校から帰って来た。

「あら、姉さんまだ寝てるの」

制服姿で、母親のなみに似て色こそ黒いが釣合のよい体つきで荷物を机に置いた。

「お起きなさいよもう。――どこも悪いんじゃないんじゃないの、私狭くって困るわ」

縫子は力のない声で抗った。

「頭が重いのに――放っといて」

云われるまでもなく姉にはそれ以上かまわず、登美は茶箪笥の前へ蹲んだ。

「なあにかないか――おや――素敵!」

彼女は小丼に一杯きんとん煮にした甘藷を発見したのであった。

「お昼に煮たの? 姉さん沢山食べたんでしょ」

冷かしながら、登美は早速箸を持ってきた。