일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

るこうしんそう

縷紅新草

泉 鏡花

泉 鏡花의 縷紅新草(るこうしんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,566자 · 48화면

아오조라 문고

「もう堪忍してあげましょう。あんまり知らないふりをなさるからちょっと驚かしてあげたんだけれど、それでも、もうお分りになったでしょう。――いつかの、その時、花の盛の真夜中に。――あの、お城の門のまわり、暗い堀の上を行ったり、来たり……」

お米の指が、行ったり来たり、ちらちらと細く動くと、その動くのが、魔法を使ったように、向う遥かな城の森の下くぐりに、小さな男が、とぼんと出て、羽織も着ない、しょぼけた形を顕わすとともに、手を拱き、首を垂れて、とぼとぼと歩行くのが朧に見える。それ、糧に飢えて死のうとした。それがその夜の辻町である。

同時に、もう一つ。寂しい、美しい女が、花の雲から下りたように、すっと翳って、おなじ堀を垂々下りに、町へ続く長い坂を、胸を柔に袖を合せ、肩を細りと裙を浮かせて、宙に漾うばかり。さし俯向いた頸のほんのり白い後姿で、捌く褄も揺ぐと見えない、もの静かな品の好さで、夜はただ黒し、花明り、土の筏に流るるように、満開の桜の咲蔽うその長坂を下りる姿が目に映った。

――指を包め、袖を引け、お米坊。頸の白さ、肩のしなやかさ、余りその姿に似てならない。