일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぐんしゅう

群集

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 群集(ぐんしゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,675자 · 10화면

아오조라 문고

ただじっと眺めていた周囲の人々は、彼が跛ひきながら立ち去ってしまうと、急に頭を上げて、向うを見やった。其処には巡査や兵士等が居た。

「馬鹿野郎!」と誰かが怒鳴った。

「恥知らずめ!」とまた誰かが怒鳴った。

「やっつけろ!」と低くはあったが鋭い声がした。

その時群集のうちから「わーッ」と一斉に声が上った。小石が二つ三つ向うへ飛んだ。巡査と兵士とが七八人駆けつけて来た。また「わーッ」と群集のうちから声が上った。巡査と兵士とは六七歩前に立ち止った。群集は徐々に退きはじめた。私のすぐ前に、帽子も被らない角刈の職人体の若い男が二人居た。一人は紺絣の着物をき、一人は浴衣をきていた。紺絣の男が浴衣の男の耳に囁いた。私は彼等の後に押しつけられていたのでその声が聞き取れた、「おい手がついたぞ」浴衣の男は紺絣の方を見返した。二人は何やら眼で相図をした。すると彼等は急に人込みを押し分けて逃げ初めた。その時私は、一人の浴衣の背中に銅貨大の赤い印がついているのを認めた。二人が逃げ出すと、一人の書生体を装った男がその後を追い初めた。その三人のために、そして恐らくまた他の者のために、群集はかき乱され初めた。