후리가나로 읽는 일본 고전
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せいアレキセイじいんのさんげき
聖アレキセイ寺院の惨劇
小栗 虫太郎
小栗 虫太郎의 聖アレキセイ寺院の惨劇(せいアレキセイじいんのさんげき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,638자 · 65화면
私達が現在父からどんな酷い目にあわされていようと、孤児院から救ってくれた大恩を考えれば、そんなことなんでもないことですわ。この点をとくと御記憶下さいまし。それに、もう一つ法水さん、永い間費って自然科学が征服したものと云うのが、カバラ教や印度の瑜伽派の魔術だけに過ぎないと云うこともね……」
法水は、神学との観念上の対立以外に、嘲笑を浴びたような気がしたが、ジナイーダは相手の沈黙を流眄に見て、いよいよ冷静に語を続ける。
「で、ともかく洋燈を点して、覗こうと致しますと、外側から鍵を下したと見えて、扉はビクとも致しません。そこで妹を起しましたが、二人とも恐怖のために、梯子を上って洋燈を消しに行くことさえ出来なかったのです。すると、そのうち程なく鐘が鳴り始めました。」
「それが妙なんですわ。」イリヤが口を挾んだ。「最初にゴーンゴーンと大鐘が鳴り出して、それから小鐘が始まったのですから。」
「エッ、なんですって※(感嘆符疑問符、1-8-78)」法水は一度で血の気を失ってしまった。ところが、ジナイーダも口を添えて、イリヤの前言を繰り返すのだった。
それこそ、文字通りの鬼気であろう。