일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じさくかいせつ

自作解説

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 自作解説(じさくかいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,652자 · 8화면

아오조라 문고

今では当時の心境をハッキリ思い出せないが、そういうことと、一方では新稿依頼の雑誌社数が昔よりは少なくなっていたところへ、少年倶楽部が強く依頼してくれたのがきっかけとなったものであろう。

私はなんでも初めよし後悪し、竜頭蛇尾の性格で、昔やった職業でも、入社々は大いに好評を博するのだが、慣れるにしたがって、駄目になってしまう。飽き性というのであろう。小説でも同じことで、大した苦労もせず、処女作が好評を博して、初期は甚だ好調であったが、すぐに行きつまり、その転換に、やけくそで大部数発行の娯楽雑誌に書いてみると、これがまた大当り、しかしそれも結局は竜頭蛇尾で、このころは大人ものがそれほどでなくなっていたので、又々転換という心境であったかもしれない。ところが、この少年ものの第一作がまた、例によって非常な好評を博したのである。

私は最初少年ルパンものを狙って、題も「怪盗二十面相」とつけたものだが、そのころの少年雑誌倫理規定は、今よりきびしく、「盗」の字がいけないということで、語呂は悪いけれど、「怪人」と改めた。筋はルパンの焼き直しみたいなもので、大人ものを書くよりこの方がよほど楽であった。