일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じゆうじん

自由人

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 自由人(じゆうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,030자 · 139화면

아오조라 문고

またその方が、父順造の書斎からも遠い。

飾附から家具の類まで、極めて尋常でそして可なり贅沢な応接室の片隅、円卓のまわりにソファーを引き寄せて、席を拵えた。洋間のせいか、風雨の音は柔らいだように思え、そしてむし暑い。順一は風下の方の窓を開いた。

ゲームとなれば、トランプにしてもハナにしても、八重子は慎重に一手一手を考え、千重子はめくり札の天運を楽しみにし、順一は無理やりに大きなヤクを狙うのが、いつもの癖だ。順一の狙いが偶然に当ると、八重子は札を投げ出して口惜しがり、千重子はけろりとして言う。

「山勘も、たまには成功さしてやらないと、可哀そうじゃないの。」

「負け惜しみを言うなよ。」と順一は応酬する。「山勘というのは、自分の能力に自信がなくて、お姉さんのように、ひたすら天運を当にすることだ。僕のは違う。自分の能力を自覚し、それに信頼して、大事を企てるんだ。山勘じゃないよ。」

「それでは、野心……野望……。」

「卑俗な言葉きり知らないんだな。そんなことを言うから駄目さ。自分の全能力を挙げて運命を開拓する、そういうチャンスを発見し、そのチャンスを確実に把握する……そんなこと、女には分らないかも知れない。