일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あぢさい

花火・来訪者 他十一篇

永井 荷風

永井 荷風의 花火・来訪者 他十一篇(あぢさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,046자 · 104화면

아오조라 문고

尤も日本の女が外から見える処で、行水をつかうのは「御菊夫人」の著者を驚喜せしめた大事件であるが、自分は、わざわざ天下堂の屋根裏に上らずとも、山の手の垣根道では、いつも度々出遇してびっくりしているのである。これを進めて云えば、これまで種々なる方面の人から論じ出された日本の家屋と住居と国民性の問題を繰返すに過ぎまい。

吾々の生活は年を追うて遠からず、西洋のように、殊に亜米利加の都会のように変化するものたる事は、誰が眼にも直ちに想像され得る。しからばこの問題を逆にして、東京の外観が遠からずして全くその改善を完成し得た暁には、如何なる方面、如何なる隠れた処に、旧日本の旧態が残されるかを想像して見るのも、また今日の皮肉な観察者には興味のないことではあるまい。実例は帝国劇場の建築だけが純西洋風に出来上りながら、いつの間にかその大理石の柱のかげには旧芝居の名残りなる簪屋だの飲食店などが発生繁殖して、遂に厳粛なる劇場の体面を保たせないようにして仕舞った。銀座の商店の改良と銀座の街の敷石とは、将来如何なる進化の道によって、浴衣に兵児帯をしめた夕涼の人の姿と、唐傘に高足駄を穿いた通行人との調和を取るに至るであろうか。