후리가나로 읽는 일본 고전
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クーリーがしらのひょうじょう
苦力頭の表情
里村 欣三
里村 欣三의 苦力頭の表情(クーリーがしらのひょうじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,583자 · 18화면
かぶりを振ってそこの隅にへタバリ付いた。
苦力頭は仕方がないとでも云うような顔で、自分の腰掛に腰を据えて薄暗いランプの灯で、ブリキの杯で酒を嘗めはじめた。他の苦力達が、俺を不思議そうに寝床の中から凝視めた。
あくる朝、鶏に棚の上から糞をヒッかけられて眼を覚ました。苦力頭が、棒切れで豚のように寝込んでいる苦力どもを突き起して廻った。あちらこちらで大きな欠伸がして、どやどやと皆起き出た。
苦力頭の女房らしいビンツケで髪を固めているような、不格好な女がマントウやら葱やら唐黍の粥のようなものを土器のような容れものに盛って、五分板の上に膳立てをしていた。そして頻りに俺を睨みつけた。
苦力頭は、鼻もヒッカケない面付で俺を冷たく無視した。苦力達がさんざ朝飯を食い始めたが、誰も俺にマントウの一片らも突き出そうとしなかった。俺は喰えというまで手を出すまいと覚悟した。
皆がシャベルやツルをもって稼ぎに出だしたので、俺も一本担いで後に続いた。誰も何んとも言わなかった。
仕事は道路のネボリであった。俺はシャツ一枚になってスコを振った。腹が減って眠が眩みそうであったが、一日の我慢だと思ってヤケに精を出した。