후리가나로 읽는 일본 고전
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くさめいきゅう
草迷宮
泉 鏡花
泉 鏡花의 草迷宮(くさめいきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,733자 · 142화면
おなじように、憑物がして、魔に使われているようで、手もつけられず、親たちがうろうろしますの。村方一同寄ると障ると、立膝に腕組するやら、平胡坐で頬杖つくやら、変じゃ、希有じゃ、何でもただ事であるまい、と薄気味を悪がります。
中でも、ほッと溜息ついて、気に掛けさっしゃったのが、鶴谷喜十郎様。」
と丁寧に、また名告って、姥は四辺を見たのである。
十三
さて十年の馴染のように、擦寄って声を密め、
「童唄を聞かっしゃりまし――(秋谷邸の細道じゃ、誰方が見えても通しません)――と、の、それ、」
小次郎法師の頷くのを、合点させたり、と熟と見て、姥はやがて打頷き、
「……でござりましょう。まず、この秋谷で、邸と申しますれば――そりゃ土蔵、白壁造、瓦屋根は、御方一軒ではござりませぬが、太閤様は秀吉公、黄門様は水戸様でのう、邸は鶴谷に帰したもの。
ところで、一軒は御本宅、こりゃ村の草分でござりますが、もう一軒――喜十郎様が隠居所にお建てなされた、御別荘がござりましての。
お金は十分、通い廊下に藤の花を咲しょうと、西洋窓に鸚鵡を飼おうと、見本は直き近い処にござりまして、思召通りじゃけれど、昔気質の堅い御仁、我等式百姓に、別荘づくりは相応わしからぬ、とついこのさきの立石在に、昔からの大庄屋が土台ごと売物に出しました、