일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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「くさのしんぺいししゅう」かいせつ

「草野心平詩集」解説

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 「草野心平詩集」解説(「くさのしんぺいししゅう」かいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,303자 · 11화면

아오조라 문고

まさに歌舞伎のそれである。

「鬼女」になると、同じく大舞台ではあるが、歌舞伎から能へと、引き緊った感じである。詩としての格調も整ってくる。

これらの絵巻物は何を示すか。心平さんの、覇気と冒険と能才とであろう。

六

海は天と照応する。

自然のうちで海こそは、心平さんが最も心惹かるるものであろう。心平さんが地の一隅を睥睨する時、その瞳には、地平を超えて、遙かに海が映らなかったであろうか。

海は流転きわまりなく、ことごとに色を変え、ことごとに相貌を変え、千古を通じて新らしく、永劫を通じて古く、非情のうちにすべてを呑みつくして、万鈞の重みに静まり返ってるのである。

その海が、心平さんの心眼の中にあって、そして心平さんは機会ある毎に、方々の個々の海を肉眼で見たがる。見てはそれを歌う。日本海を歌い、エリモ岬を歌い、オホーツク海を歌い、ベーリング海峡を歌い、タスカローラ海溝の底にもぐってまで歌う。

雨雲の垂れた寒い日、知らず識らず、浦安の泥海のほとりまで行って、心平さんは甞て叫んだ、「実際汝、アルノミ、海、」と。然し、海のみではなかった。

黒燿石の微塵ノヨウニ。