후리가나로 읽는 일본 고전
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くさもみじ
荷風随筆集(下)
永井 荷風
永井 荷風의 荷風随筆集(下)(くさもみじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,512자 · 63화면
そして絵巻物に見る牛車と祭礼の神輿とに似ている新形の柩車になった。わたくしは趣味の上から、いやにぴかぴかひかっている今日の柩車を甚しく悪んでいる。外見ばかりを安物で飾っている現代の建築物や、人絹の美服などとその趣を同じくしているが故である。わたくしはまた紙でつくった花環に銀紙の糸を下げたり、張子の鳩をとまらせたりしているのを見るごとに、わたくしは死んでもあんな無細工なものは欲しくないと思っている。白い鳩は基督教の信徒には意義があるかも知れないが、然らざるものの葬儀にこれを贈るのは何のためであろう。
元来わたくしの身には遵奉すべき宗旨がなかった。西洋人をして言わしめたら、無神論者とか、リーブル・パンサウールとか称するものであろう。毎年十二月になると東京の町々には耶蘇降誕祭の贈物を売る商品の広告が目につく。基督教の洗礼をだに受けたことのないものが、この贈物を購い、その宗旨の何たるかを問わずして、これを人に贈る。これが今の世の習慣である。宗教を軽視し、信仰を侮辱することもまた甚しいと言わなければならない。
わたくしは齠齔のころ、その時代の習慣によって、夙く既に『大学』