일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

荷車を引いてくる者、自転車を利用している者、大風呂敷を背負って徒でくる者、さまざまであった。いい加減集まったところでくじ引きをして、各自割当てられた場所へ荷を運ぶ。植木屋だけはいつもひとかたまりになって、夜店の列の尽きるあたりに店を出していた。この場所ぎめの際の一喜一憂する表情は見ていて面白かった。くじ運のいいとわるいでは、その夜の商いに覿面にひびくわけである。夜店の並ぶ場所は、震災後もずっと後になっては水道尻に限られたが、その頃は仲の町から水道尻一帯にかけてであった。ただ桜や菊の季節にはその美観を守るために、仲の町を避けて貸座敷のある通りに移った。

子供の私たちが、午の日を楽しみにして待つ気持と云ったら、なかった。そのまえの日から明日の天気を気にして、翌朝起きてみて雨が降っていればがっかりして、それでも夕方までには晴れてくれないかしらと未練がましく思ったりしたものだ。その日にはこの界隈にくる豆腐屋もラッパを吹いたあとで、「とうふイ、生揚、雁もどき、こんちは午の日。」と常よりは愛想のいい声を出した。

夕飯を食べてから、のぶちゃんが迎えにきたので、お糸さんと三人で出かけた。