후리가나로 읽는 일본 고전
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らくご・きょうそれつでん
落語・教祖列伝
坂口 安吾의 落語・教祖列伝(らくご・きょうそれつでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,667자 · 30화면
一瞬気を失ったが、すぐ正気に戻った。アネサの胸は岩のようなものだ。一度や二度、気を失ったぐらいで、どうなるというようなチャチな構造ではないのである。第一、必殺の闘志は、それぐらいで、失われやしない。
アネサは起き上ると、クワをとって、ふりかぶった。先方は遊んでいるようだった。そう見えた。斬ってくると思ったナギナタの刃がそうではなくて、その行手にサッと心の奪われた時、アネサは斬られず、その石突きで突きあげられて、五六間もケシ飛んでいた。
ナギナタの柄の尻の方で突かれるということと、ダイナマイトがヘソのあたりでバクハツしたことと、まるで同じような結果になるものであるらしい。アネサがダイナマイトでヘソのあたりをやられると、たぶんそう感じたであろう。アネサは自分の両手がフワッと左右にひらき、両の股も左右にひらき、左右にひらいたまま手足ははなれて勝手にとんで行ったように思った。つまりダイナマイトにヘソをやられて、手足がとんでいったのである。しかし、ダイナマイトではなかったから、同じように感じはしたが、手も足もバラバラにならずにくッついていたし、くッついていたから、中空の四方にとびちる手足にひきずられて、アネサの胴体は、二十六貫のものをそッくりくッつけたまま、あッけなく、五六間ケシとんでいたのである。