일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

がもううじさと

蒲生氏郷

幸田 露伴

幸田 露伴의 蒲生氏郷(がもううじさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,772자 · 128화면

아오조라 문고

次いで起る事情の展開に照らして考えるほかは無い。然候わば今日道通りの民家を焼払わしめ、明日は高清水を踏潰し候わん、と氏郷は云ったが、目論見の齟齬した政宗は無念さの余りに第二の一手を出して、毒を仕込み置いたる茶を立てて氏郷に飲ませた、と云われている。毒薬には劇毒で飲むと直に死ぬのも有ろうし、程経て利くのも有ろうが、かかる場合に飲んで直に血反吐を出すような毒を飼おうようは無いから、仕込んだなら緩毒、少くとも二三日後になって其効をあらわす毒を仕込んだであろう。氏郷も怪しいと思わぬことは無かった。然し茶に招かれて席に参した以上は亭主が自ら点じて薦める茶を飲まぬという其様な大きな無礼無作法は有るものでないから、一団の和気を面に湛えて怡然として之を受け、茶味以外の味を細心に味いながら、然も御服合結構の挨拶の常套の讃辞まで呈して飲んで終った。そして茶事が終ったから謝意を叮嚀に致して、其席を辞した。氏郷の家来達も随って去った。客も主人も今日これから戦地へ赴かねばならぬのである。

氏郷は外へ出た。政宗方の眼の外へ出たところで、蒲生源左衛門以下は主人の顔を見る、氏郷も家来達の面を見たことであろう。