후리가나로 읽는 일본 고전
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うすこうばい
薄紅梅
泉 鏡花
泉 鏡花의 薄紅梅(うすこうばい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 61,133자 · 122화면
白面皓身の夜叉となって、大空を駆けめぐり、地を埋め、水を消そうとする。……
今さかんに降っている。
十五
……盛に降っている。
たてに、斜に、上に、下に、散り、飛び、煽ち、舞い、漂い、乱るる、雪の中に不忍の池なる天女の楼台は、絳碧の幻を、梁の虹に鏤め、桜柳の面影は、靉靆たる瓔珞を白妙の中空に吹靡く。
厳しき門の礎は、霊ある大魚の、左右に浪を立てて白く、御堂を護るのを、詣るものの、浮足に行潜ると、玉敷く床の奥深く、千条の雪の簾のあなたに、丹塗の唐戸は、諸扉両方に細めに展け、錦の帳、翠藍の裡に、銀の皿の燈明は、天地の一白に凝って、紫の油、朱燈心、火尖は金色の光を放って、三つ二つひらひらと動く時、大池の波は、さながら白蓮華を競って咲いた。
――白雪の階の下に、ただ一人、褄を折り緊め、跪いて、天女を伏拝む女がある。
すぐ傍に、空しき蘆簀張の掛茶屋が、埋れた谷の下伏せの孤屋に似て、御手洗がそれに続き、並んで二体の地蔵尊の、来迎の石におわするが、はて、この娘はの、と雪に顔を見合わせたまう。
見れば島田髷の娘の、紫地の雨合羽に、黒天鵝絨の襟を深く、拝んで俯向いた頸の皓さ。