후리가나로 읽는 일본 고전
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うすこうばい
薄紅梅
泉 鏡花
泉 鏡花의 薄紅梅(うすこうばい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 61,133자 · 122화면
弁持も洲崎に馴染があってね、洲崎の塩竈……松風空風遊びという、菓子台一枚で、女人とともに涅槃に入ろう。……その一枚とさえいう処を、台ばかり。……菓子はこれだ、と袂から二人揃って、件の塩竈を二包。……こいつには、笹川の剣士、平手造酒の片腕より女郎が反るぜ、痛快! となった処で――端銭もない。
ほかに工面のしようがないので、お伽堂へ大刀さ。
三崎町の土手を行ったり来たり、お伽堂の裏手になる。……なまじっか蘆がばらばらだから、直ぐ汐入の土手が目先にちらついて、気は逸るが、亭主が危い。……古本漁りに留守の様子は知ってるけれど、鉄壺眼が光っては、と跼むわ、首を伸ばすわで、幸いあいてる腰窓から窺って、大丈夫。店前へ廻ると、「いい話がある、内証だ。」といきなり女房を茶の間へ連込むと、長火鉢の向うへ坐るか坐らないに、「達引けよや。」と身構えた。「ありませんわ。」極ってら。「そこだ。」というと、言合わせたように、両方から詰寄るのと、両提から鉄砲張を、両人、ともに引抜くのとほとんど同時さ、「身体から借りたいんだ。」「あれえ、」といったぜ。いやみな色気だ、袖屏風で倒れやがる、片膝はみ出させた、蹴出しでね。