일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

そせい

蘇生

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 蘇生(そせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,974자 · 31화면

아오조라 문고

その空しい両腕で彼は枕にしがみついた。そして泣き出した。嗚咽が後から後からと胸の底からこみ上げて来た。熱い涙が頬に伝わって流れた。

中西は廊下に落ちていた懐剣を拾い上げた。そしてそれを手にしたまま、其処につっ立って、何か云った。然しその声は、敬助の耳には聞えなかった。

夜が明けるまで、中西と看護婦と婆さんとは、敬助の側に起きていた。

絶望と荒廃と寂寥とのどん底につき当ると、敬助の心は其処で止った。後は両手に頭を抱え込んで、つっ伏したまま動かなかった。思い出したように時々、彼は慶子の名を胸の奥でくり返した。そして次第にその間の時間が長くなっていった。夜が明ける頃には、彼の凡ての意識は大きい渦巻きの中に巻き込まれて、ただ惘然としてしまった。

朝日の光りが障子にさした時、彼はじっと壊れた硝子のあたりを見やった。そして誰にともなく云った。

「済みません。」

硝子の代りに、婆さんは白紙を糊ではりつけた。敬助はその手元を眺めた。それから寒い爽かな朝の空が彼の眼にはいった。

「障子を開けてくれないか。」と彼は云った。

「寒くはないか。」と中西が云った。

「大丈夫だ。」