일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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らんがくことはじめさいはんのじょ

蘭学事始再版之序

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 蘭学事始再版之序(らんがくことはじめさいはんのじょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,280자 · 3화면

아오조라 문고

斯くて一両年を過ぎ、世は王政維新の変乱と為り、都下の学友輩も諸方に散じて、東西南北、唯兵馬の沙汰を聞くのみ。この時に当り迂老は江戸に住居し、独り目下の有様を見聞して、我国文運の命脈甚だ覚束なしと思い、明治元年のことなり、月日は忘れたり、小川町なる杉田廉卿氏の宅を訪い、天下騒然復た文を語る者なし、然るに君が家の蘭学事始は我輩学者社会の宝書なり、今是を失うては後世子孫、我洋学の歴史を知るに由なく、且は先人の千辛万苦して我々後進の為めにせられたるその偉業鴻恩を空うするものなり、就ては方今の騒乱中にこの書を出版したりとて見る者もなかるべしと雖も、一度び木に上するときは保存の道これより安全なるなし、実に心細き時勢なれば売弘などは出来ざるものと覚悟して出版然るべし、その費用の如きは迂老が斯道の為め又先人へ報恩の為めに資くべしとて、持参したる数円金を出し懇談に及びしかば、主人も迂老の志を悦びいよ/\上木と決し、その頃は固より活版とてはなく、先ず草稿を校正して版下に廻わし、桜の版に彫刻することなれば、彼れ是れ手間取り、発兌は翌明治二年正月のことなりき。即ち今の版本蘭学事始上下二巻、是れなり。