일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぐびじんそう

虞美人草

夏目 漱石

夏目 漱石의 虞美人草(ぐびじんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 198,559자 · 401화면

아오조라 문고

敲くたびに杖の先が薄を薙ぎ倒してがさがさ音を立てる。

「さあ起きた。もう少しで頂上だ。どうせ休むなら及第してから、ゆっくり休もう。さあ起きろ」

「うん」

「うんか、おやおや」

「反吐が出そうだ」

「反吐を吐いて落第するのか、おやおや。じゃ仕方がない。おれも一と休息仕ろう」

甲野さんは黒い頭を、黄ばんだ草の間に押し込んで、帽子も傘も坂道に転がしたまま、仰向けに空を眺めている。蒼白く面高に削り成せる彼の顔と、無辺際に浮き出す薄き雲の然と消えて入る大いなる天上界の間には、一塵の眼を遮ぎるものもない。反吐は地面の上へ吐くものである。大空に向う彼の眼中には、地を離れ、俗を離れ、古今の世を離れて万里の天があるのみである。

宗近君は米沢絣の羽織を脱いで、袖畳みにしてちょっと肩の上へ乗せたが、また思い返して、今度は胸の中から両手をむずと出して、うんと云う間に諸肌を脱いだ。下から袖無が露われる。袖無の裏から、もじゃもじゃした狐の皮が食み出している。これは支那へ行った友人の贈り物として君が大事の袖無である。千羊の皮は一狐の腋にしかずと云って、君はいつでもこの袖無を一着している。