일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みかん

蜜柑

山本 周五郎

山本 周五郎의 蜜柑(みかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,307자 · 25화면

아오조라 문고

「あの荒海に船を出すことが危険でないとはよも思われまい。その危険を承知でじぶんの父親に渡海をすすめることが出来るかどうかうかがいたいのだ」

「あれくらいな風が」と七郎左衛門は言葉を避けた。

「いのちにかかわる危険なものだとは、それがしは思わん」

「危険だと思うか思わぬかは水掛け論、げんに御渡海が中止になった事実だけでたくさんだ。拙者のうかがいたいのはそんなことではない、たとえ些かなりとも危い海へじぶんの父親に渡れとすすめられるかどうかというのだ」

「左様なことを、いまあらためて答える必要はない」

「……そうであろう」

七郎左衛門の冷やかに見くだした態度を、源四郎はするどくねめつけながら云った。

「答えられないのがあたりまえ、それがなによりの返答だ。だが藪どの、……貴殿のご一家が高禄でお召抱えになったからとて、それはとくべつに我儘無法をゆるされたわけではないぞ」

「なにを云う、それはどういう意味だ」

「拙者の申すことを聞かれい、紀伊家譜代の者は、三河いらい徳川家につかえておる。父祖の代から御馬前に骨をさらし、身命をつくして御奉公をして来た。それらの者でも高禄を戴いているのは僅かなかずで、多くはいまだに微禄小身のまま懸命の御奉公をしておる。