일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みかん

蜜柑

山本 周五郎

山本 周五郎의 蜜柑(みかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,307자 · 25화면

아오조라 문고

頼宣の眼はかつて見たことのない忿をたたえていた。そして、源四郎が拝揖して座につくよりはやく、つき刺すような声で、

「源四郎、そのほう藪へまいってなにを申した」と叱※(「口+它」、第3水準1-14-88)した。

「七郎左になにを申した、余のまえでもういちど云ってみい、なにを申したのだ」

「……殿」

「余が新規召抱えの者に高禄をやる、それがそのほうには不服か、余に依怙の沙汰でもあると申すか」

「恐れながら、恐れながら殿」源四郎はびっくりしてさえぎった。

「左様の仰せはおなさけのうございます、わたくしはただ、ただ……」

「申せ、申せ源四郎。そのほうがなにを考えておるか、そのくらいのことがわからぬ余ではないぞ。紀伊のために身命を惜しまぬ覚悟はよい、余のため、五十五万石のためという一念はよいが、眼さきのことにはしって、おのれひとりを正しと思うのはみぐるしいぞ」

「…………」

「余が高禄を惜しまず、名あるもののふを召抱えるのを、そのほう今日までなんと思っていた、ただ余のさむらい好みとでも思っていたのか。そうだとすると、……余はそのほうを見損なっていたぞ源四郎」

「……申しあげます」